あやさか理緒の「あの日、出逢ったきみに。」のあらすじとレビューです。
あの日、出逢ったきみに。のあらすじ
クリスマスの夜に、彼氏にフラれたゆいを慰めてくれたのは、王子様みたいに美形で寡黙な男のコ・怜。
一夜限りの関係のはずが、その後、意外な形で再会した二人…。なんと怜の正体は、プライベートが謎に包まれた有名モデル・Ray(レイ)だった――!?
再会をきっかけに恋に落ちていく二人だったが、幸せいっぱいな中で、なぜか不安を感じるゆい。
その不安の原因は、ゆいの過去の悲しい記憶にあって……。
幸せなクリスマスを過ごすはずが、彼に振られ街中でうずくまる主人公。
その時声をかけて、黙って話を聞いてくれて、そっと抱きしめて慰めてくれた男の人に思わずすがりついた。
クリスマスで幸せが溢れている中で、一人でいたくない。
そして連れて行ってくれたホテルが凄く豪華で驚いてしまう。
彼に渡すはずだったプレゼントを渡し、
お互い温もりを求め合ってしまった。
次の日目を覚ますと、携帯のナンバーと名前のメモ書きが残されていた。
友人が勝手に応募した人気モデルの1日彼女に当選した主人公。
その相手がクリスマスに慰めてくれた彼だった。
でも彼は初対面のフリをして、主人公は迷惑がられているのではないかと思う。
デートしている内にぶっきらぼうな態度の中に優しさを見出す。
そしてレイは、クリスマスに出会った主人公に笑顔を見せ、
やっと気を許した主人公も笑顔を見せる。
撮影が終わり、レイのマネージャーにレイがずっと携帯を気にしていた事を言われ、
レイを託すようなセリフを言われる。
電話をずっと待っていたレイ。
主人公はいきなり電話しづらいこと、メアドを教えてくれればよかったことを伝える。
お互い再会を喜び、ひかれあうようにキスをする。
でも、主人公はずっと抱えていた心の闇があった。
それが原因で不安を抱えるようになる。
仕事が終わり、
いつものホテルで出会いー。
新しい大きい仕事が舞い込むが、
その相手が意味深で、
またレイと一緒にいる時に元カレに出会ってしまい、
なぜかまた会わないか誘われる。
あの日、出逢ったきみに。の感想
絵がとてもきれいです。
主人公は小さい頃に家族がバラバラになるという心の傷を負っていて、その影響からか極度の不安症なのですが、
それが恋愛にも悪影響を及ぼしていて、
不安になるとレイを困らせてしまうというのがありました。
レイもそれを感じ取っていて、主人公も過去の心の傷を話すのですが、
それが今後二人にどういう影響を及ぼしていくのかが気になるところですが、
レイがその心の闇を救うのか、
それとも自分で乗り越えていくのか。
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