neco先生の【恋する椿は初夜に咲く】のあらすじと感想レビューです。
【恋する椿は初夜に咲く】は【初恋婚 溺愛夫婦のはじめかた】に収録されています。
ネタバレ部分があるかもしれないので、ネタバレを読みたくない方は注意してください。
【初恋婚 溺愛夫婦のはじめかた】に収録されている作品
- 恋する椿は初夜に咲く
- 恋する椿は初夜に咲く 不器用な愛の実らせ方
- 秘密の同僚くん
- 寂しいうさぎ恋煩い
- おまけ 篠宮(兄)の恋愛事情
【恋する椿は初夜に咲く】のあらすじ
片思い歴20年、交際0日――…大好きな人と結ばれました。武田椿は花屋のひとり娘。両親が亡くなってから祖母とふたりでお店を切り盛りをしていた。しかし、贔屓にしてくれていた華道家・篠宮家からの発注が無くなってからというもの、お店は経営難に。そんな中、篠宮家の当主より、次男の蓮と椿が結婚することを条件に、花屋への発注を再開するといわれて……。愛し合ってする結婚じゃないってわかってる。でも“好き”って気持ちがとめられなくて――……。契約結婚の相手は初恋の人!? 表題作『恋する椿は初夜に咲く』をはじめ、“ハジメテ”同士の甘濡れマリッジを描いた短編4作品+SP描き下ろしを収録! さらに! キャラクターたちの裏設定が覗けちゃう!? 電子限定ペーパー付き。
主人公である花屋の娘・椿は、祖母の花屋で働いている。
祖母に小さい頃に連れられた華道家の篠宮家に連れられた時は、ちょうど椿の両親が亡くなった時で、その時初めて篠宮蓮と出会った。
篠宮家は蓮の兄が経営するようになってから、別の大手チェーン店に発注するようになり、花屋の経営は芳しくない。
月に一度蓮が花を買いに来てくれるのが救いだ。
そんな時、椿の祖母が花屋を畳むことを口にする。
椿は両親と祖父母が守ってきた大切な場所を続けたいと言い張る。
篠宮家の兄と蓮が珍しく家を訪れて、椿の嫁入りと引き換えに、篠宮家の花屋への発注を再開するという。
どうしても花屋を守りたい椿は、その条件を飲む事にする。
ずっと好きだった人と結婚できるけれど、お店を守るための愛のない結婚。
仲が良かった両親のような夫婦になりたいと思うけれど、蓮との関係を埋められずにいて…
【恋する椿は初夜に咲く】の感想レビュー
2人が小さい頃からずっと気になる存在で、青春期を迎えた後も、お互いずっと想いを秘めたままだったのが、とても純粋で良いストーリーだと思いました。
ストーリーにライバルなどの波は無く、お互い初恋2で、人が気持ちを確かめずに結婚してしまったので、想いのすれ違いがある程度です。
ストーリーに波がない分、安心して読めますが、その分物足りないって思う人もいるかもしれません。
男性の方がちょっと不器用な性格なのが焦れったいですね。
ヒロインはTHE 一途で物凄く可愛いです。
控えめな性格で芯があるという感じ。
お店の為の政略結婚だと分かっていても、凛としていて和装で嫁ぐ姿がとても綺麗で凛々しいです。
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