本崎月子先生の「35歳、不純の恋」のあらすじと感想です。
「35歳、不純の恋」のあらすじ
バツイチ子持ちで実家に戻った香里は学生時代に憧れていた遠藤に再会する。急速に縮まる距離に戸惑いつつも惹かれる気持ちを抑えられず、とうとう一線を越えた朝、元婚約者の名前を呟く彼の声を聞き…。大反響!! オトナが溺れる再会愛
5年前、ある日突然夫を事故で亡くしてしまった主人公。
子供を抱えて2人で生きていくのは厳しく、主人公の実家に戻って両親に頼りつつ、子育てをしていた。
そんな中、地元の友人が誘い出してくれた飲み会で、偶然男子側の旧友グループと遭遇してプチ同窓会になるが、実家からの電話で子供の件で帰ることになる。
主人公が未亡人になり子育てをしていることを知った、クラスのアイドルだった遠藤くん。
家に一人先に帰宅しながら、若い頃を思い出す主人公はー。
「35歳、不純の恋」の感想
本崎先生のマンガって、絵もきれいなのですが、ストーリーにちゃんと救いがあって、最後はハッピーエンドなので安心して読めます。
35歳、不純の恋は本当にリアル感があって、もし自分だったら…と置き換えて考えてしまうと、物凄く共感する面も多く、しんみりしてしまいます。
主人公側の未亡人とはいえ子供を一人で育てていくことの大変さと支えがなくなった寂しさ、遠藤くん側の誰にも言えない悩みと孤独。
主人公と遠藤くんが2人一緒にいることで、埋め合わせることができる幸福が見事に描かれています。
これは本当に納得のいくハッピーエンドです。
このストーリーは、「30歳、恋は初夜のあとで」と繋がっています。
両方読む事をお勧めします。
「30歳、恋は初夜のあとで」の主人公と「35歳、不純の恋」の遠藤くんにどんな過去があったのかが、両方の視点から読めるので、より一層ストーリーが深まります。
辛い恋は、次の恋で幸せになれるー。
だから、本崎先生のマンガを購入してしまうんですよねw
作品のどこかで何かしらで登場人物が繋がっていて、人間模様が分かってくるのが、本崎先生の漫画にハマるポイントだと思います。
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