「官能小説家は乙女にささやく」のあらすじとレビューです。
官能小説家は乙女にささやくのあらすじ
憧れの出版社への就職が決まったものの、
配属先は官能ジャンルの文芸誌部門。
編集者という立場をずっと逃げていたけれど、
先輩編集者から強制的に人気作家の担当にさせられる。
主人公には本を読むと本にのめり込んでなりきってしまう厄介な体質を持っていた。
とうとう先輩編集者・神崎に連れられて、
人気作家の藤沢の家に行く。
挨拶し終わった後、早々に去ってしまう神崎さん。
取り残された主人公はー。
「さあ声に出して、コレを読んでください…」手渡されたのは…超・濃厚な官能小説の原稿!? 新米編集者・沙織(さおり)の初めての担当は、和服の似合う超イケメン「官能小説家」。 仕事の一環で、新作の原稿を朗読するハメになった沙織。「こんなアブナイ文章を音読なんて…私のカラダの『ヒミツ』がバレちゃう…!」 なのに、センセイの絡みつく視線と甘い声に誘惑されちゃって…。美しすぎる官能小説家と、ワケあり編集者のイケナイおシゴト事情!!
官能小説家は乙女にささやくのレビュー
絵がとても綺麗です!
人気官能小説家の藤沢さんは長髪の着物男性。
一見紳士に見えるけれど、
好きな子にはいじめるタイプです。
主人公の体質を利用して、小説に活かすみたいに見えて、
主人公も利用されている点に悩み、仕事を辞めるまで追いつめられますが、
そうはさせまいと周りを固めて行くところとか抜け目がないなって思います。
完全に策士ですねw
主人公が振り回されて悩んでいる姿とか、
一人慌ててときめいてしまい、そういう気持ちが表情に表れやすい子なので、
藤沢先生はそれを見て楽しむタイプ。
でも、そこをフォローして、逃がさない。
藤沢先生は一体主人公をいつ好きになったのかよく分かりませんでした。
やっぱり最初の出会った場面で気に入っていたのかな…。
一方的な主人公で遊んで楽しむという場面も、
中盤の話の転換からガラッと変わって、
今度は藤沢先生が主人公を自分のものにしようと必死になります。
策士でいつも冷静なのに、
それが一転して嫉妬全開になります。
最初の意地悪して反応を見て楽しんでいたのがウソのように、
主人公への執着心が半端ないくらいになりますw
そこもまた見どころの1つです。
絵がとても綺麗なので、
Hシーンも難なく読めます。
買って良かったオススメの1冊です!
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