堂森あじ先生の【年下男子のあまいおねだり】に収録されている「毛糸のレガロ」を読んだあらすじと感想です。
【年下男子のあまいおねだり】は4話構成になり、その中の1つが「毛糸のレガロ」です。
毛糸のレガロのあらすじ
バスの中で出会ったイケメンの男の子。人なつっこくてワンコみたいな彼にお願いされて、得意な編み物を作ってあげることに。突然のことにびっくりするけど、全然イヤじゃなくて…。完成するまでの短い間…そう思っていたのに、「俺の専属なんだよ」なんて言われたら“好き”って気持ち、止められないよ!年下ワンコ系カレに翻弄されて、ココロもカラダも蕩けちゃう。
毎日同じ事の繰り返しを過ごす主人公が、
ある日バスで降りようとした時に、近くにいた人のファスナーにマフラーが引っかかってしまい、
それがきっかけで年下の男の子との交流が始まります。
人懐っこい年下の彼は、
ファスナーに引っかかったマフラーが主人公の手編みだと知り、
手編みのマフラーが欲しいとお願いします。
そして早速毛糸を一緒に買いに行ってしまいます。
しかも、編んでいる所を見たいという彼。
見ている中で編みづらさを感じつつも、
年下の彼と会えるのが楽しみになってしまう主人公。
マフラーが完成し喜ぶ彼は、
次に手編みの手袋がほしいと言います。
マフラーが編み終わって、
彼と会えなくなると思っていたのが、
次に手袋で長い時間会えるようになる…と彼と会える嬉しさを感じ、
自分の気持ちが好きだということに気付きます。
手の大きさを測ろうとする主人公は、
逆に彼に手を握られ、
手にキスをされてしまう。
その後で、彼の友人と合流したのだけど、
彼がモテる事を知り、
同じ大学の女友達に「製造機」と嫌味を言われてしまう。
彼は女友達に「調子にのるなよ」と釘を刺したものの、
主人公は自分に言われているように感じてしまい、
自分が勘違いしないように、
彼と距離を取ろうとします。
手袋もさっさと作って渡し、
彼と会わないようにバスの時間もズラし…
毛糸のレガロの読んだ感想
勘違いしないように彼から遠ざかろうとしたけれど、
彼とずらしたバスで会ってしまい、
本当はもっと彼と一緒にいたいという気持ちにやっと素直になれたけれど、
どうしたら良いか分からない主人公。
またマフラーが彼のファスナーにひっかかってしまい、
一緒に降りる羽目になり、
それが彼がわざとマフラーを引っかからせた事を知り、
彼がマフラーを口実に本当は主人公と会いたかった事を知って、
やっと自分の気持ちを伝えることが出来た場面、
ちょっといいなぁ〜って思いましたw
その後、もうちょっと一緒にいたいから…と、
自分の家に誘うのですが、
家に入った途端、
あの人懐っこい年下の彼が野獣化しますw
そのギャップが良いな〜ってw
年下と言っても、
どれくらい離れているのか書かれていなかったので気になります。
最後に編み物させる時間ないかも〜と、
ぎゅぅっとしている所なんかも好きです(^^♪
そんなに過激さはないけれど、
ほんわり暖かくなる気持ちになる作品です。
【年下男子のあまいおねだり】に収録されている他の作品
- おとなり
- 一緒に食べよう
- 彼には秘密
コメント