優しい男と付き合っても満たされない―
ダメ男と付き合っている主人公は、飴と鞭に弱い。
自分勝手の彼に振り回されては落ち込むけれど、何とか彼を楽しませようと奮闘してダメ男の誕生日にサプライズのデートを計画するものの、ダメ男はドタキャン。
そんなダメ男に振り回される主人公をずっと側で見守り続けていた、
会社の年下の後輩がついに動き出す。
『俺が愛してもいいですか』のあらすじ
ダメ男にドタキャンされたデートは、
会社の年下の後輩と一緒に行くことになる。
そして、そのデートで主人公は後輩が自分の事を好きなのではないか?と勘付く。
主人公の誕生日にデートに誘われた主人公。
デートの途中で、ダメ男から会いに来いとメールが届き、
つい電話をしてしまう。
トイレから戻ってきた後輩は、
その様子を見て…
主人公を壁ドン!して、
ダメ男を選ばせない!と、
キスをする―
俺が愛してもいいですかの感想
誠実で一途な後輩が最初は不憫(^_^;)
奪いたいけれど、
好きな人を想う主人公の顔を見るとどうしても言えないという優しい性格。
ドタキャンされたデートに付き合うのもちょっと複雑な心境ですよね…。
でも、主人公が弱っている時がチャンス。
ずっと好きで、ずっと見守っていたのに、突然攻めに転じて、
主人公を惹かせるのが凄い。
多分、後輩くん自身は、
自分と付き合っても物足りないんじゃ?というのを分かっていたんだと思う。
だから、キスして反応を試した…
こんな試し方ないよwって思うけれどw
会社で気まずいじゃん!って(^_^;)
引き止める時のキスは、
行かせたくないからだろうけれど、
キスからHまでの時間はめっちゃ短くても、
最後のHをした後のシーンは、
大事に想われているんだなって言うのが分かって、
想われる幸福感を知った主人公は、
もうダメ男とは付き合えないだろうなぁと思います。
この辺の主人公と後輩の気持ちの心境を、美波はるこさんは物凄く上手に書かれていて秀逸です。
こういう気持ちを確かめ合う時って、セリフなんか要らないんですよね。
この場面を絵で全てを表現していて凄いなって思います。
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