美波はるこ先生の「逢瀬の口実」のあらすじとレビューです。
仕事終わりに友人と馴染みの飲み屋に向かった若松藍。店の雰囲気とは正反対のエリート風の男・藤吾と出会い、共通の話題で盛り上がるが…。「男に飢えてるなら一回抱かれてみる?」彼は変人、それともドS? エリートイケメンに翻弄される、珠玉の熱愛ラブストーリー!!
『逢瀬の口実』のあらすじ
友人と飲みに来たい酒屋に1人場違いな高級スーツを身にまという好みの男性が入ってきた。
目が合った主人公はアプローチをかけてみるもののシカトされる。
その後、友人が席を空けた時に話しかけられ意気投合するも、
いきなり「抱いてやろうか?」と言われ、
利害一致のために付き合おう?か?と言われ、
主人公ドン引き…。
「本能に従えよ」
と言われるもののー
『逢瀬の口実』のレビュー
バブル時代のエリート商社マンかな?って思いました。
今のエリート商社マンはもっと堅実というか普通なので…
旦那も同じように旧帝大卒のエリートサラリーマンですが、
出会った頃はちょっと良さ気なスーツを着ている感じで、
ヒーローとちょっとかけ離れていたかな…
出会った頃の旦那が堅実過ぎるのか?(^_^;)
頭が良い人はある意味変人でオタクっていうのは間違いないのは確か。
そして頭が良いが為に曲者ではある(体験談。
そんなエリート部分を旦那と重ねながら読んでみたけど、
まぁ、ないなw
…うん、ないなw(→2度思い出し
東大京大の知り合いも何人かいるけれど、
やっぱり皆変人というかちょっと普通とは違う頭脳の持ち主です。
次元の違う良い男と出会いたい!っていう理想の出会いみたいなストーリーです。
「本能に従ってオレに抱かれろ」なんて余程の良い男じゃないと無理だけれど…
無理っていうか良い男でも無理か、普通はw
読んでいる分には楽しめます。
頭の良いちょっと癖のある男のセリフと、
頭が弱い主人公の会話のやり取りが見ものです。
出会いが出会いなだけに、
誘われ方が誘われ方なだけに、
主人公はカレが来る度に何か置いていって欲しいと言うけれど、
それも裏を返せば不安な表れで、
次があるかもしれないっていう1つの希望なのだけど、
本気になれば、
何かに縋りたくなる確かなものが欲しいのはしょうがないのかな…。
最終的には同棲しようという話で終わります(^_^;)
個人的には好きなストーリーです。
誰でも理想の出会いってあると思います。
でも、そういうレベルの高い男と出会うには、
一歩自分が行動範囲を広げないと難しい。
広げても難しいかも、会うか会わないか。
会っても他の人にも狙われるので取られる可能性も高い。
結局は運命って言葉で片付くのかな?
私の場合も含めて…w
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