石原ケイコ先生の『ストレンジ ドラゴン』1巻目のあらすじとレビューです。
奪われた王位を取り戻す為、王女・火花は100年前に天に去ったと言われる白龍を探す旅に出る。手がかりの龍の宮跡で出会ったのは、人嫌いで素気ない…でも不器用で照れ屋なイサラ。彼は赤い姿を忌み嫌われ、地上に置き去りにされた変種の龍だった!! 火花はイサラと心を交わし、守護龍に出来るのか!? そして王位を取り戻せるのか!? 姫と異端の龍、運命のファンタジーロマンス開幕!!
『ストレンジ ドラゴン』1巻のあらすじ
王女である火花が叔父に奪われた王位を取り戻すには、龍を従えて戻るしか無かった。
しかし、100年前火花の祖先である王が堕落したのに失望して、
白竜の一族は天に帰ってしまった。
異国の血が流れる火花は誰一人仲間がおらず、
1人龍がいたと伝えられている場所に赴く。
そこで龍のウロコを持つ子供に出会い、
襲われそうになったところを助けたのは良いけれど、
再び襲われそうになり、イサラに助けられる。
イサラになぜ龍を求める目的を聞かれた火花は、
「伴侶になって欲しい」ーー
『ストレンジ ドラゴン』1巻の感想
全3巻
系統:中国ドラゴン恋愛ファンタジー。
衣装:中国の清時代。
純粋で真っ直ぐだけど、孤独の中1人戦う火花。
不器用で照れ屋、でも優しいイサラ。
それにイサラの弟子シャタ。
最初はこの3人が主にストーリーに関わってきます。
父親が亡くなり、叔父が王になったためにサイルーン王国の腐敗が進み、
王国と民を救うために守護龍を探しに行くのですが、
普段は人の姿をしているイサラの前で、
火花が追い求めている龍だと知らずに、
大胆にも熱烈な告白をしてる純粋な姿がとてもかわいい主人公です。
その熱烈な告白を自分に言われているイサラの照れている反応も可愛い(*´ェ`*)
とても111年年を取っている龍には見えませんねw
白龍の一族が天に帰った理由が、
堕落した王を見限ったのではなく、
実はそれ以上に龍の子供を殺めたという卑劣な王のせいだったことを知り、
自分の中に流れる血が龍の敵であること、
結果的にイサラを孤独に追いやったのは自分の祖先であること、
守護龍と契約する資格が無いこと、
それまで攻めまくっていた火花が、
一気にイサラから引きモードになり、
今度はイサラが火花を追いかけて…
二人の絆が出来たのが1巻目のストーリーです。
久しぶりに少女マンガの恋愛ファンタジーにハマりました。
読んでよかった作品です。
絵もとても綺麗で、
火花の柔らかな表情と、
イサラのテレ顔に萌えます(*°∀°)=3
シナリオの評価グラフ
全体平均値:4.56/5(4件のレビュー)
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