三国ハヂメ先生の『やさしく、ぬがせて 上〜帯をほどいて〜』のあらずしとレビューです。
【装いを新たにした特装版!!】おばあちゃんの着物を譲り受けることになって急きょ着付けを習いにいくことになった、ほとり。けれども極度の人見知りで着付け教室に行くことはムリ!そんな時、街で助けてもらった着物屋の男性・イチゴから「うちで着付け覚えながらバイトしませんか?」と誘われた!?一度は断ったものの紳士的で安心できそうなイチゴをみてバイトをOKしちゃった!すると「ぬごっか?」と言われて…!?もしかして優しそうな仮面の下に、悪魔の顔が隠れてる――!?
やさしく、ぬがせて 上〜帯をほどいて〜のあらすじ
着付けを習いたいけれど、引っ込み思案な主人公は掲示板の前で立ち尽くす。
そんな時いきなり声をかけられて、ビックリして飲みかけのコーヒーを落としてしまう。
服にコーヒーがかかってしまい、慌てふためく主人公。
声をかけてきた男の人についてくるように言われると、
そこは着物屋さんだった。
お店の女の人の短いスカートを借りて、
コーヒーがかかってしまったスカートを洗ってもらっているうちに、
お店の女の人に着物を着て見るように進められる。
お店は中古の着物屋さんだった。
でも、着付けを知らない主人公が断ろうとすると、
さっきの男性から手取り足取り教えてあげようかと言われ…
耳元でいきなり言われてビックリしてしまう。
洗濯されたスカートはシミが付いてなく、
キレイにコーヒーの汚れが取れていた。
そこで、男の人からバイトしないかと誘われて…。
バイトしながら着付けも覚えられて一石二鳥なのですが、
人見知りが激しく内気な主人公に接客はちょっと難しい。
けれどイチゴに着付けがしたいことを見ぬかれていた主人公は、
イチゴに諭されアルバイトをすることを決意する。
そして徐々にイチゴとの距離が近づいてきてー。
やさしく、ぬがせて 上〜帯をほどいて〜のレビュー
引っ込み思案で男性が苦手な主人公が、
お祖母ちゃんの着物を着たいというきっかけから、イチゴと出会い、
少しずつ男性を好きになる気持ちを知っていくストーリーでした。
一見着物紳士ですが、
男性が苦手な主人公に対して少しずつ距離を詰めて行く所とかほんわかしてしまいます。
主人公の意思がちょっと弱い所がありますが、
自分の気持ちが定まった時からしっかりしてくるので、
そこは成長を見守りながら見ていくと良いかもです。
イチゴが少しずつ内気な主人公との距離を詰めていくところが見もの。
密かに狙った獲物は逃さない…みたいな所があるのですが、
でも主人公を気遣っているところとかを見ると、
逆に男性側を応援してしまいたくなりますw
気持ちが繋がって付き合うことになってからは、
物凄く主人公を甘やかしている所が見ていて微笑ましいです。
元々物腰柔らかい着物紳士が好みなので、
このストーリーは買ってよかったなと思いました!
下巻も勿論買いましたよ(^^♪
シナリオの評価グラフ
全体平均値:4.94/5(2件のレビュー)
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